テールゲートリフター特別教育と令和6年度安全衛生大会を開催しました

令和6年10月4日(金)休暇村陸中宮古を会場に、テールゲートリフターの特別教育と安全衛生大会を行いました。

テールゲートリフターの操作に関する特別教育は、令和5年の法令改正により、テールゲートリフターを使用して荷を積み卸す作業を行う労働者に対しての特別教育の実施が義務化されました。この教育を受けることで、労働者はテールゲートリフターの安全な操作方法や関連する法令についての知識を身につけることができます。

テールゲートリフターとは?
トラックの荷台後部に取り付けられた荷物を積み下ろしする昇降装置のことです。これを使うと、重い荷物の積み降ろしが簡単に行えます。

学科教育(計4時間)
テールゲートリフターに関する知識(1.5時間)
テールゲートリフターによる作業に関する知識(2時間)
関係法令(0.5時間)

操作時には常に周りの状況を確認し、昇降板の可動範囲内に人が立ち入らないこと、手足の挟まれに注意すること、また人の昇降は禁止されており人が荷台に乗り降りする際には、昇降板を地面と荷台のおよそ半分の高さで止めステップとして使用することや、実際の事故事例等を交えた講習を受講しました。

実技教育(2時間)
テールゲートリフターの操作方法

実技講習では、学科講習で学んだことを確認しながらテールゲートリフターの操作方法を習得しました。
写真は昇降板をステップにして、乗り降りする様子。
両手と片足、または両足と片手の3点で体を支える三点支持により、安定性が増し、転倒や墜落のリスクを減らすことができます。

安全衛生大会では、令和6年度全国衛生週間・第14次労働災害防止計画について安全衛生管理者より説明がありました。

研修Ⅰでは協会けんぽの保健師より「嗜好品について考えてみましょう」ということでアルコールとたばこについてお話を聞きました。最近では服や壁、カーテンに付着していた煙の成分を吸い込むことで起きる三次喫煙があるということで、喫煙者だけでなく周りの人の健康を脅かすというお話を聞きました。
研修Ⅱでは宮古労働基準監督署長より「令和6年度における建設業の安全衛生対策の推進に係る留意事項」という内容で労働災害の発生状況や足場やはしご、脚立からの墜落防止措置や、石綿の取り扱いについてなど業務のためになるお話を聞きました。

今後も自身や周りの人の健康に留意し、安全作業に努めてまいります!

 

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